慈しむ心とブロニカ [ふだんのコト]
Zenza BRONICA model C6*6判一眼レフ 1964年(昭39)
中学から高校生の頃、一時熱病のようにカメラをいじってました。兄貴達の影響だと思います。
兄貴達が押入を暗室にして手焼きしているのを見ていたのが記憶にあります。今思うと夢中になって暗室にこもっていた兄貴の赤外線ランプに染まった顔を懐かしく思い出します。
このゼンザブロニカは当時の大事な一台、他に数台含めてお下がりというか譲り受けたもの。なかなか6*6判は気軽に撮れなかったけど、様々なものを、特に風景を撮っていました。カメラ小僧ではないけれどそこそこ楽しんでいました。
そういえば昔授業で、四角い箱を厚紙で作り、思い思いに彩色し、それを屋外に持ち出し6*6判で写真を撮ってこいということがあったな、限られた手法、条件、時間のなかで上手く表現できなかったのを覚えている。
その後兄貴は8mmカメラに凝り出し、子供の僕は被写体になった。懐に大事にこのブロニカを抱えながら、襖に投影した8mmカメラの映像の中の僕を見て恥ずかしかった。
バスとかわいい! [ふだんのコト]
田舎に住んでいたせいか古いものが好きで、当時の生活用具などを僅かではあるが大事に残している。これもそのうちのひとつ。外国製なのでたぶん大きくなってから購入したんだと思う。他にもポルシェがあったのだが行方不明だ。