八達嶺長城と北京烤鴨

右側の高い壁がモンゴル側、左が内側ね。
29日から2日まで北京にいました。現地での打合せも無事に終了し予備日として確保していた分がフリーになりましたので観光に当てました。中国のゴールデンウイークは今年は５月１日から３日間に短縮だそうです。その影響かご覧の通り人人人、、、
地方から北京に向かってたくさんの観光バスがやって来ます。１５時間のバス移動は当たり前。皆さん大変元気ですがマナーレベルもイエローカード続出です。特にトイレね。トイレも大混雑ですから、自分がしていると”ぴたっと”背中に吸いつくように後ろで待たれます。自分の肩に相手の顔が乗る感じ。こうしないと割り込まれるんだそうな。「ったく、のぞくんじゃねぇ！」と言いたいくらいだったが、なんと隣では二人で一緒にしているのを見てしまい僕の怒りはご臨終です。

八達嶺長城

北京ダックまた食べました。左が皮で右が身。下にあるのが巻く皮だが、上にあるようにお餅風なものに挟んで食べても良い。そして驚きなのが普通はネギを挟むが小鉢の中にあるのは、人参・胡瓜の千切りにパイナップル。タレも味噌以外に下にちょっと写ってるように果汁のタレ。新旧が入り交じっております。結構僕は好きな味、組み合わせでした。

今回強く体感しましたが日本ビジネスはよりいっそう、いや完全に中国シフトを強化しているように見えます。人もお金も投資というレベルではなく本格的に乗り込んでいます。また逆の面もあります。経済好調な中国から日本への観光客はここ５年間で６万人から３６万に増加しました。それまでのビザは団体に限っていましたが、それが７月から４人以上に大幅緩和されるそうで、おそらく個人観光客が１００万に増えるのは間違いないとのお話し。10月の国慶節には大勢押しかけ富士山や箱根の温泉は中国人だらけになるかもしれません。皆さん街中のきれいさに驚き、夜遅くまで企業ビルの明るさが残業だと知り驚き、規律正しさに驚き、、、自分たちが知っていた日本とは大違いだと思うんだそうです。そう現地の旅行社の方が言っていました。


食べたお店はこちら、

偶然にも麻生首相と北京入りが同日でした。北京の富裕層の中心は３０代だそうでその活躍ぶりには圧倒されます。彼らの平均年収が日本円で４００万くらい。日本だと１５００〜２０００万くらいでしょうか。家賃が月１０万、新車が日本での価格の３割増し程度。ガソリン代が６０円くらい。タクシーが安い。地下鉄は何処までいっても２元ですから３０円。食事も飲み食いしてお腹いっぱいでも１５００円程度でしょうか。朝昼なら２００円あれば充分。ですから彼らはほとんど料理はせず外食だそう。豪華なキッチンは物置ですと。因みに高級スーパーの生鮮売り場を覗いてみました。日本製品は日本円の倍で売られておりました。青森産りんごが１２個で２万５千円。１個、２千円。目が点でございます。

コメント 4

万里の長城、人の波ですな…

北京ダックは皮しか食べないと思ってました。
中国の人は割り込むのが当たり前ってテレビで見たけど本当なんだね(^^;

何はともあれオラはヴォイスさんに観光する時間があったのが嬉しいです(^-^)
by マコちん (2009-05-04 21:32) 

あ～。
これが奥方のコンデジ奪って行った作品ね（爆）

ふうん、4000年の歴史の中国も、ヌーヴェルキュイジーヌですと？！
丸の内の中華レストランで、身厚北京ダックを初めて食べ、嫌だった私。。。
ぱぱ、お腹を壊さないで帰って来てね～。
by 従者 (2009-05-05 21:59) 

うわ〜。万里の行列。
大陸のパワーを感じます。
中国のトイレ事情のすごさは噂に聞いてましたが、ここまでとは。
自分が中国に持っているイメージと大陸の方が日本に持っているイメージ、あんまり変わらないのかもしれません。
どちらも無関心と勉強不足かと・・・。
by to-fukozo (2009-05-06 09:34) 

流石は万里の長城、凄い人数の人・人・人・・・＾＾
イタリアでも中国の方は問題行動多しですた＞＜
特にびっくりなのは富裕層ですな・・・
ヴォイパパさん、ゆっくり出来て良かったです＾＾
by モモパパ (2009-05-10 00:25)